今日はまた不思議な出会いがありました。ツバキサポーターである
お知り合いが(知り合いというかとても仲いいんですが)面白い子と知り合ったから紹介したいとメールをくれて、一緒にごはんを食べました(呑みました)
「サムライ」に惹かれている外人が多いのは想像がつきますが、それを現在29才のスペイン人のladyがいろんな武術を織り交ぜて新しいmartial arts
(KIHATSU) を創作したというのです、しかもスペインで!上記の知り合い、、、Kさんとしましょう、Kさんが合気道の柔道に来た彼女に声をかけて、すぐ意気投合したとのこと、そしてすぐ私に連絡がまいりました。彼女はスペインでずっとずっと日本に憧れていて、1日21時間も働きながら、親には「女なのに何で武術なんか..」と言われながら(音楽の才能があるにも関わらず)ようやく夢だった3ヶ月の日本滞在を今!果たせたのです。まさに今日本に来たばっかりの彼女に会うことができました。ハリウッドが注目してるとかなんとか...すごいですね。本当に。あこがれの日本に来られて嬉しそうでした。こっちまで嬉しくなりました。Noa Diez(ノア ディエス)ちゃんです。
彼女の活動に関してはいろんな人があーだこーだと批判をしてるとのこと、でも、なんていうか、少なくとも侍とは見かけではなく精神のことである、と言う彼女のことを私は支持しようと思いました。少なくとも日本人でも彼女より日本の武術に詳しくない人がほとんどだと思いますし。批判するのは簡単だし。

彼女の侍に対するリスペクトが見て取れますね。

古銭まで大事に持ち歩いている...(涙)
個人的には私は「侍」に対して思い入れはないのです、実は、全然。誤解されてますけど。自分の絵でもサムライを描いたことは一度もありません。
でも日本人の心を伝えようした時に便利な単語はやはり「サムライ」なんですよね。たとえば私は今、8c頃の蝦夷の民についての勉強をしていますが、彼らが家族を守るために朝廷と戦ったことについて、たとえば外人に伝えようとすると、「SAMURAI」という単語を使うと簡単になるわけです。微妙なニュアンスは違いますよ、もちろん。でも刀だって人を殺すのが目的ではないですし、とにかく私利私欲のないところで戦うということを伝えるのには便利な単語です。石油がほしいから、金がほしいから、土地がほしいからといった理由で攻めたりする阿呆どもとは戦う理由が全然違うのですから。
彼女はスペイン人.,..私は、アメリカのハイスクールでもスペイン語取ってましたから挨拶程度はできますし、フラメンコも10年以上やってましたし、いまでもスペイン人の友達がいますし、なんとなく縁がある国でもあります。今、スペインでは本当に日本のアニメやマンガが流行ってるそうですよ。浮世絵がルーツとなるマンガが世界中に...北斎も今頃喜んでるのでは?いや、ワシならこう描くな、とか文句を言ってるかもしれませんが。
マンガであれ武道であれ、文化の血はいろんな形で脈々と連綿と続いているのです!!
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