はや師走!!
一年の総括、とまではいかないけどそんな風に振り返りつつ
思い返すと、、、あっという間でした、としか。
本当に1年1年が早くなってます。
色づく銀杏が青空に映えるとなんともいえない色彩のコントラストを楽しめる時期ですが
先日そんな銀杏並木の参道のある靖國神社でお酒のイベントがありました。

季節毎に楽しみがある四季に感謝。

ことしはみたままつりの屋台が禁止でしたが
他にもこうやってイベントがあるんですね。
「黄葉見(こよみ)SAKE2012」というイベントがありました。
参道で利き酒が出来たりしてました。
私が来たのはこのイベントの一環で催されたトークショーです
若手蔵元×女性「酒」ジャーナリスト日本酒“偏愛”トーク、ということで
若手蔵元は紀土(平和酒造)から山本典正くん、白隠正宗(高嶋酒造)から高嶋一孝くん。
山本典正氏著の本
『ものづくりの理想郷』を読み、さらに山内聖子さん著の
『蔵を継ぐ』に描かれた蔵の一つが高嶋酒造でそれももちろん読み、という下準備万端で参加しました。

お酒をいただきつつトークを聞きました。
どちらの蔵も先代の負の遺産(と言いきっていいのかわかりませんが)をプラスへ変換させていく努力を続け
私のようなフワフワした人間からするとどちらも偉業としか思えないことをやってのけています。
酒造り、というものづくりと
会社の立て直し、という経営面と
どちらも平行して取り組んでいるお話は
本当に頭が下がります。
結局おいしいおいしいと言いながら呑む、ってことしか出来ませんが
今後もずっと応援して行こうと思いました。

サインをねだってるところでございます。

いつもスマートで優しい山本氏です。
とある彼のインタビュー記事にあった一節
「期待を寄せてくれる人に結果で返さなければなりません」この一文は、私にとっては本当に大きかったし、私に足りないものです。
改めて教えられました。
また、高嶋氏には先日沼津の町と蔵を案内してもらいましたが
その時はなんの予備知識もなくただただ喜んでただけですが
多少なりとも今に至るいきさつを知った今、もう一度訪ねてみたいと思うようになりました。
上の2冊どちらもオススメ。
そしてどちらの酒もそれぞれ両氏の個性がそのまま投影されててどちらもオススメ。
紀土は丸く優しい、和歌山の地の水はこうなんだろうなと思わせるような味。
白隠正宗は、呑み進めるほどにどんどん馴染みがよくなり、一晩ずっと呑めてしまう味。
秋の夜長にいかがでしょう。
そうそう、黄葉見SAKEでの夜の銀杏並木ライトアップは12/5までやってるそうです。
まだ間に合う!急げー!
ANNA
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