今年の8月の7、8、9日に、岩手の北上では
みちのく芸能まつりという
民俗芸能団体が一同に会する非常に非常に本当に盛大で楽しい、
そして本来の「まつり」の意味を考える上で
私にはとっても大切な祭が開催されています
何年前でしょう、初めてこのお祭を見た時に
あまりの面白さにあっという間に岩手、そして東北、
また
鬼剣舞という民族芸能に出逢ったので「鬼」に関する書物を漁ったりして
すっかり岩手に魅せられてしまいました
.....っていう話はこのブログでさんっっざんしてきました

これが2012年に行った時の写真
三宅流監督のドキュメンタリー映画『究竟の地』のポスターを描かせていただいた時でもありました
もう3年も経ってしまいました、今年もまた行ってない....!
あぁ、また行きたいなとか考えてたときに
ふと思いついたのが
「そうだ大宮氷川神社に行こう、アラハバキがいる!」...というわけで行ってきました

何年前かな、正月モードの激混みの時に参拝したことがありますが
今日はゆっくり参拝

こちらが門客人神社
氷川神社の主祭神であるスサノオノミコトの嫁のクシナダヒメのご両親、アシナヅチ&テナヅチを祀ってる、のですが
裏って言うのかな
ここには
アラハバキさんが祀られてるということなのです
そもそも縄文の神...
かつて東北にいた蝦夷たちの神であるアラハバキさんの方がこの地に最初に居らしたはず!!!
でも、まぁ
歴史は勝者が作るものですから元々いらした神様を「門客人」として扱うわけですね...あぁ東北に思いを馳せてしまう
それもひっくるめてね、スサノオノミコトは魅力的です
どっちも重要な大事な神様
でもね、すくなくとも「祀って」る
日本独特ですね
追いやっておきながら、祟られることを畏れ「祀る」この繰り返しが日本史です、神社を巡ると見えてきます
でも祀る、つまりすべてを排除しないというのがいいじゃないですか
焚書坑儒みたいなことも、一族根絶やしなどということもしない
いろんな民族が融合してできたのがこの日本です来年はまた岩手に行きたいな
関東、東北には他にもアラハバキの
しるしがあるようです
少しずつでもまた辿っていきたいと思います
あ、ちなみにおみくじを引いたら
大吉でした
第十六番 三貴子事似兆(みはしらのうづみこことよさすのうらかた)
すごい、大宮神社オリジナルのおみくじです
ざっくりまとめると
「何事も思うままに叶う、でも心卑しくするとたちまち災いが来る、欲を捨てよ、〜」
という内容
無欲、無欲、、、、難しいですねー
少しは欲出さないとって思ってたところなのに
でもやっぱり無欲が一番なのかな
心します
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