鬼鬼鬼鬼鬼、と夏の岩手訪問以来、私の頭は鬼に支配されていました。今もです。
で、何でこんなに鬼(と呼ばれた人たち)に共感しているのかというと、征服しようとする権力に対してまつろわずに、闘い続けたそのパンクス精神があまりにかっこ良すぎるからです。鬼やサンカと言われる人たちや、傀儡師といった歴史の裏側にいた人たちのことは前から興味があったとはいえ、時代としては江戸時代の方が脳内を占める割合は高かったのです。
だけど、土地の気を感じたせいでしょうか、意識は江戸時代から一気に縄文文化まで遠く飛んでしまいました。縄文文化って弥生人が来るまで10,000年も続いてたんですよ、そこに日本人のルーツについて考えるためのヒントがたっくさん転がってるのです。鬼とは何か?を古代までさかのぼって考え始めました。
で、こんな状況の私は昨日、harakiriのTAKASHIT君のお友達(でいいのかな?)2人を紹介してもらったんです@代官山「梁」。このお二人はなんと鬼にとても詳しいんですよ。話の詳細を書きたいところですがどこまでここで書いていいのかわからないので、こんな中途半端な書き方しか書けませんが、とにかく鬼にまつわる話や、歴史によってねじ曲げられてしまった人たちについての話をしながら美味しい料理と酒を楽しみました。
1ヶ月半前に
谷地鬼女さんに招待されて北上に行き、鬼に出会い、東北の歴史を紐解くうちに、日本人のルーツが見えてきて、そこには縄文がありその前の古代文明があり...そして昨日の出会いがありました。「偶然は必然」とよく言いますし、昨日も言われましたが、ほんっとにそうなのね!としみじみしています。
また、他にも偶然(必然)があって、たまたま今お仕事で描いている画が、とある昔話をモチーフにしたのです。江戸EDO~だった私がそこまで昔のものを描くことはあまりなかったのに!その超有名な昔話は、アンチ大和朝廷を暗に示唆したお話で、これを描こうと思った時はまだ鬼にも出会ってなかった頃だし...偶然(必然)が重なっています。
蝦夷、蘇我氏、物部氏、スサノオ、隼人、熊襲など、昨日出て来た大和朝廷に抵抗し続けた人々というテーマの数々はこれからしばらく私の脳内を占めることでしょう。彼らには襲いかかった悲劇の連続があったにもかかわらず、その精神は脈々とひっそり生きています。このことでまた次のわくわくするような出会いがあることを楽しみにしています。
さて!話はかわり!大好きな
ローリングストーンズとの接点が!
こちらをごらんあそばせ!このコラボTはストーンズのメンバーの承認があって初めて販売に至るのですが、祝☆ツバキのデザインも承認されたとのこと!やった!まだ、この一報を受けたばかりで、いくつか出したデザインのうちどれが採用されたのかなど詳細がわからないのですが、一応告知してもよいとの承認を得ましたのでお知らせします!
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