
先週末の岩手、2日目の花巻の空。ここにゴマみたいな黒い点がぽつぽつ写ってますが、実際はトンボがうじゃ~~~~~~~~~と飛んでいました。大げさじゃないです。本当にうじゃあああああああでした。
そのほとんどが交尾中。天高く蜻蛉契る秋。
そしてあの2匹つながったトンボの姿を見ると思い出すのは小学生の時のこと.....。
横須賀の海の近く、観音崎公園で、これまたウジャ~~~と飛んでたトンボを網をもって追いかけてたんです。つかまえたからといって篭に入れたりとかじゃなくて、捕ることだけを純粋に楽しんでました。網で捕ってもすぐリリースで。
ところが、確実に「捕った!」と思ったのに網の中にいなかったことがありました。あらら?見間違い?と思ったら...あ、、、網の丸い淵の硬い針金(?の)部分でトンボをブチュっと、まっぷたつに斬っていたんです....しかもトンボは2匹でつながってたところだったんです.....。ご、ごめんなさい...。
もうそれから私はずっとトラウマです。今でもその時の映像は脳内フィルムに焼き付いています。網を使っての虫取りは以後二度としてません。当時は交尾してるとかいう知識が無かったとはいえ、なんとも言えない気持ちに。
トラウマだけならいいのですが、どうもこの時のトンボ夫婦の果たされなかった
愛の呪いが今でもかけられてる気がしてなりません。どうすれば解けるのか誰か教えてください。
もう1つ花巻の空。

ちなみにタイトルの勝虫、とはトンボのことです。むか~しむかし、神々の時代に、ある大王がトンボのおかげで狩りに成功した故事から、とか前にしか進まないからその姿から、とかいう理由。浴衣の柄に多いですね。私は浴衣は持ってないですけど、代わりに髪留めを持っています。中目黒のセレクトショップに売っててシブいのにフランス製でした。気に入ってるけど、何となく夏にしか出来ない髪留めです。季節真っ盛りのちょっと前、が着物コーデの基本ですから。
カチムシって呼び方はなかなか広まりませんね。戦に勝つ!縁起のいい響き。勝たねばならぬ!って時は勝虫柄の何かを身につけてみてはいかがでしょう。昔の武将などは勝虫柄を兜にくっつけて戦に臨んだりしていたようですよ。
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