原作の『永遠の0』を読んだのはいつだったでしょう、少し前になるかな。
妹に「お姉ちゃん好きだと思うよ」と勧められて読んだら見事にボロ泣き、そのあと『風の中のマリア』『海賊とよばれた男』と百田尚樹作品を読んでいくのですが、まさか永遠の0が映画化されるとは!
最初に映画化の話を耳にしたとき、「原作の良さ壊れないか?」とまずそこが気になりました。
でも、杞憂でした、上下巻ある原作を144分に見事に描いていたと思う。
「どんなに苦しいことがあっても生き延びる努力をしろ」
岡田准一くん演じる主人公、宮部久藏が言うこの台詞が、平和な時代を生きてるとはいえ
我が身に痛烈に沁みました。
永遠の0では語られてないもっと悲惨な現実が、、、という非難も目にしますが、何年も続いた事象のどこを取り上げるかですからね。
岡田くんの宮部に惚れた、という人も多いでしょう、かくいう私がそれ(笑)
一点、身体づくりが見事だったのはいいのですが、プロテインとか肉とかで作った筋肉だったのが残念!当時の日本人は筋肉あってももっと魚っぽいというかいわゆる細マッチョ的な感じだったと思うので。
でもそんなこと差し引いても、とにかく一人でも多くの人に観てほしいなとおもった映画でした。
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