何年も画を描いて、しかもそれを生業としているのに
きちんと学んでいないせいもあり(せいにしちゃいけないけど!)
未だに知らないことがたくさんあります。
そのうちの1つが落款。

今までのほとんどの画にあるのが左のものです。
画を描き始めてすぐに作ったのでかれこれ20年くらい使ってるのではないでしょうか。
でもちょっと大きいんです。なので小さいのをこの度作りました。
同じ感じで作るより、ちょっと違う雰囲気に仕上げようと思い
椿の花をイメージしましたがいかがでしょう。

早速使ってみています。
それにしても
判子というのもまた奥が深いのですね。
実印にしても落款にしてもホイホイと作れないな、と。
ササっと作ってくれるところもあるようですが
せっかくなのできちんと職人さんが手彫りしてくれるところで作ってもらってますよ。
落款自体もそうですが
さらに
朱肉もこだわるとこだわれるのです。
朱肉って
練るものなんだということも最近知りました。
あー、本当に知らないことだらけですね。
朱肉は2色を混ぜてみました。
さらに押し方も大事なのです。
左はちょっと失敗。右はまあまあいい感じ。
きちんと朱肉をまんべんなくつけて、きっちり押す。
これだけのことなんですが難しいということも最近知りました。
もっと安い印泥を持っていてそっちだと力を入れずともくっきり押せるのですが。。。
いろいろこだわるとキリないですね
今後しばらくはこの2つの落款にがんばってもらいます!
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