8月になっちゃいましたね。暑中お見舞い申し上げます。暑い!

こちらはNASA仕様のNikonのFTNという機種。1971年のアポロ計画に搭載された名誉あるカメラです。宇宙カメラですよ!月に行ったカメラ!このとげとげがまるでサザエのようでもあり、ザクっぽくもある!カメラを撮る私のカメラの腕がまったくないので、ブレまくりですが、実際の色はマットな渋い漆黒。当時のNikonの技術者さん達はNASAから依頼されて時間の無い中で苦闘して作りました。宇宙船の窓越しに撮影する為に写りこみを避けるためにNikonのロゴがかなり奥ゆかしく、遠目には見えない。打ち上げ時のGに対応できるように、などなどの工夫をこらしたこのカメラは、ほとんど手作りに近いものだそうです。赤く塗ってシャア専用モデル~とか言って復刻しないかしら(しないでしょうが)。
MOONLIGHT MILEにドはまりしてるだけに、宇宙に行く技術は本当に日本にがんばってほしいと思うんですよ。もう出遅れてますけどね、政策的に!!!でもこのカメラはさすが日本の技術です。こうした技術の数々を世界的に生かせる政策を政治家には望みます。

うれしそうに触らせていただくツバキin夏も乃。帯は見えませんが、茶色に白の格子が入った博多帯を矢の字に、刈安色の三分紐に漆黒の長い龍の帯留をしています。

Nikonの歴史の詰まった写真を集めたファイル。渋い。すべてが渋い。着物や日本酒といった伝統産業だけでなく、工業技術もかつての伝統産業から脈々と続く手仕事文化の賜物であり、他国にはまねの出来ない、我々が誇るべき文化だよなぁと実感しました。
さて、今日読んだ
ブログに書かれてました一節を引用させていただきます。ジ~ンとしました。
「選挙民が--我々が、国の姿を、国のありやうを考へず、年金問題や「政治とカネ」といつた内側を向いた--つまり個人に纏はる問題のみをクローズアップする時、つまりエゴイストの自己愛ばかりを発揮する時、民主主義は死ぬ。」
国防について、教育について、皇室典範について、次々と「個」にとらわれない政策を持つ国にしようとしていた安倍さん(と私は思う)、本当にがんばってほしい。メディアが叩けば叩くほど、あまのじゃくな私はますます応援しますよ。
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