『藍JapanBlue こだわりの職人 技•染色展』を見に銀座の時事通信ホールへ。
おぉ、会場に入った瞬間、藍の匂いがぷーん...
藍染めは、10年以上前に長板中型染めをやってらっしゃる職人さんのところに見学
お世話になってる呉服屋さんのところで体験染め
で実際に目にしたことがある技法ではありますが
それを駆使した反物の数々を見るのはヨダレが、、というか垂涎モノでございます。
この写真は
岸文大島さんのブース。
既になかなかのモノをそこそこ購入してますし、もう大島はしばらくイイや、と思いながらも何度拝見しても、「やっぱりまた欲しい..」と思う反物に出逢ってしまいます。
今回はこの写真で見てる反物。
絹、綿、芭蕉布(超貴重!)との混紡で
本藍染め!っていう珍しいもの。
んもーマジ欲しい!
と思いながら拝見しているところです。
でも私が来る前に試着してらした方がいて、、、遠慮して試着せず。
う~ん、でもやっぱり当ててみればよかった!
この果てしない物欲を誰かなんとかしてください
自己満の着物の説明をここで:
着物:何度か登場している雀さんの紬、今季ラストの着用。
袷なので多分秋まではもう着ないでしょう、季節は単衣の時期に突入なので。
帯:藍染め展、ということにちなみ
弓浜絣の帯を。
鳥取県米子市弓ヶ浜で織られている
藍染めの綿織物です。
素朴な柄行きがタマランのです。
弓浜絣大好き!こちらの展示会にも何反かありました。

大島紬を作るための柄のデザイン図(?)と泥染&本藍染の糸。
説明をしていただいたのですが、それを噛み砕いてここで説明する知識がございません。
ていうか私が仕組みを分かってません!
とにもかくにも!一反が50万円しようと100万円しようと、「そりゃ仕方ないね!」という手間がかかってるということだけはわかりました。
世界が「ジャパンブルー」と称するのが本藍。
時間も手間も私のような素人の想像以上にかかるのでしょう。
染めようによって薄くも濃くも出来るようですが、濃い、黒に近い藍色を見ると
底に時間の流れも見えるようで、深くて吸い込まれそうになります。
植物の持つチカラを人間の手で存分に引き出して、、、
自然と共に生きて来た日本人のスゴさをしみじみと感じます
阿波の本藍、、、1枚は欲しい、、、
大島紬で?久留米絣で?
完全に手仕事の魔力に取り憑かれてるのでした...。
11日(月)まで展示やってますので、銀座に行ける方、必見です。
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