いつもお世話になっている小西酒造さん企画の宴に参加させていただきました。
ある業界の方に、和食と日本酒とのマリアージュを通して、よりお酒の美味しさを味わっていただこうという会です。
ワインのソムリエの大家である木村克己さんという先生をメインにいろいろお話をうかがうのですが、私は端っこにもう、何の役にも立たないのですが、座らせていただきました。

こんな感じ。
やはり、何といいますか、人に何かを伝えようとしたら
「10」知っててようやく「1」伝えられるんですよね。
逆に「3」くらいしか知らなかったら人に伝える事は出来ません。
私の日本酒関連の知識や思いなど、ようやく「1」なので、何といいますか
もう、まったく人に伝えられないんだな、と痛感しております。
木村先生は1,000以上余裕でご存知なので、もういくらでもお話ができるわけですよ。
どんなテーマになってもイケてしまうのです。
ひたすら聞き入ってしまいました。
ワインだけでなく、日本酒も、その製造法から歴史からもんんんんのすごく詳しいです。
私は本当に呑むだけで、何にも出来ない!!まったく!

逃げるように着物の話。
立春直前なので
桃色の紬です。
キレイな色に魅かれて衝動買いしたのですが、紬にこだわる問屋さんのものです。
半衿には梅の刺繍です。
何の話も出来ないのでせめて花を添える、、、いや、私がというか
着物でもって花を添えました。

懐石料理の一品一品に合わせて全部違うお酒が出てきました。
も~~~楽しい!
ただの客と化しておりました。

1550年創業の老舗ですので古文書みたいなものがザックザク。
昔の方々は伝票や、ただのメモでももう達筆。すばらしいですね。
紙ももちろん和紙。それに墨。
虫食いはあっても、洋紙と違って、何世代も持ちます。
というわけで。
お酒とか神さまとか、ちょっと知ってるつもりでいても
実は全然まだまだだと、改めて思い知らされました。
というわけで、今日も呑みます。
でも、少しずつでも知識と自分の言葉とを結びつけていければ、、、
と思います。
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