「私は絵を描く原点を、感動、だと思っています。
しかし、どんなに感動があっても、それを絵として表現するためには技術が必要になってきます。ーーー」田渕先生がご自身の本の冒頭に書かれている文章です。
私が常々思ってることなのですが、スゴい方が言うとず====ん、と来ますね。
思うことをそのまま、もしくはそれ以上に表現出来る技術を持っている、というのが
プロがプロたるゆえんなのですが。
このことは『おいしい関係』という槙村さとる先生のマンガにも表されています。
気持ちが先行する主人公藤原百恵が、その気持ちだけでは誰も救えないという事に気付き
その気持ちを確かな技術へと昇華するべく努力するシーンがありますが
本当にその通りだと思います。
ここで別マつながりで私の尊敬する少女マンガ界の天才、くらもちふさこ先生についてのまたもや
「スゴい人はみんな謙虚」話。
私は中学生の時、一度だけお会いしたことがあって、しかも本田恭章に似てると言われたりしたのですがw。

(知らない人も多いでしょうから本田恭章の画像を)
そのくらもちふさこ大先生にデビューしたての若いマンガ家が「デビューしたので、、」と挨拶しに行ったところ
「そう、一緒にがんばろうね」と言ったそうです!巨匠なのに!
言えない、こんなこと絶対言えない。
すごい!!!!!!!!
一緒にがんばろうね、って、、そんなことおっしゃられたら私なら泣きます。
またもや打ちのめされました。。。。。。。。
やっぱりスゴい人はみんな謙虚!!!
くらもちふさこ作品については一晩でも語れます。
作品も人格も超一流です。
ショックをひきづりつつも空腹には耐えられません。
「おいしい関係」の話も出た事ですし無理矢理ここで田渕サンの展示の後に行ったランチの紹介。

「日本橋はんなりや」

出し巻き卵を中心としたおばん菜、これで1,000円。私は焼き魚をオプションでつけました。
場所柄もありサラリーマンが多かったけど確かにこれなら毎日食べられる!
奇をてらうわけでもなく、普通のごはん、っていう感じが好感度大☆です。
あーなんか京都に行きたいよー、と思いながら食べてるうちにショックはどこへやら、、、。
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