サントリー美術館に行きました。
ミッドタウンは実は中にきちんと入るのは初めて。

表参道ヒルズみたいに吹き抜けーな感じ。
この抜けた感じ系の高所恐怖症な私は足元がおぼつきませんでしたよ、もう。

『小袖 ~江戸のオートクチュール』
江戸時代にものすごいことになっていた小袖...今の着物の原型を見に。
和服割引があって着物着て行くと300円引きなんですよ。小唄の練習も後で行くしと着物着て行きました。たかが300円とお思いかもですがそんなのは口実にすぎなくて、そう言われると着たくなるんです。たくさん着物着た人いました。客の99%が女性...。
ここのところ縄文に心奪われていて江戸のことが置き去りになっていましたが、やっぱり江戸はスゴい!!!鎖国して本当によかったね。
小袖、本当に仕事が細かい。かつ大胆!
当然機械じゃなくてすべて手仕事、国産。われわれのご先祖様は素晴らしい。
季節を盛り込んだり、ちなんでみたり、柄にいろんな意味を持たせて、繊細かつ豪放な小袖の数々に立ちくらみですよ。
何より、1着1着にストーリーがある。
題材やモチーフも無限。この世にあるもの何でも見事に布の上に表現しています。
職人と買い手のバトルも見えるようです。
ていうか美術館行って迫力あるものを見るといつも思うけど、10点くらいが限界のような気がします。じっくりじっくり穴のあきそうなくらい見たらとてもたくさん見られません。
あぁお腹いっぱい。
着物好きに限らず、精魂込めた細かい仕事は一見の価値あり。おすすめ。

私は肌に模様を描いた絵をかな~り描いてますが、それらを
『肌小袖』と命名しています。
こちらはリアル肌小袖@いつもの立道屋さん。
どうでしょうこのセクシーな背中。これぞ日本男児。
浮かれ過ぎた自分が微妙に恥ずかしいのでこの背中がどういう方のかここで申し上げるのは申し訳ない、、、とはいえ、日本の手仕事は何でも見る度に心を打たれます。
というわけで!
話は変わるけど日本としては米くらい死守しなくちゃいけないんじゃないの?
ウルグアイラウンドだかなんだか知らないけど、そのせいで減反政策とかするっておかしい。
本末転倒。
事故米とかふざけてるし、毒餃子の時点で中国からの食材について輸入禁止措置とか取らない政府の媚中ぶりが本当に悔しい。
あ、媚中の代表格、河野洋平氏が引退表明だとか。日本のためではなく中国のためにしか動かなかったように見えた方。数々のマイナスの足跡を残して、、、。
これ以上汚されたくない...、せっかく続いてきたいろんな素敵なものを。
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