この日に私が彼女に教えた日本語は「なんとかなる」です。 英語にするとYou can make it.とかそんな感じかなってとこで落ち着いたのですが、家に帰ってから何か違うなぁと思い始め、ここで西洋と東洋の違いを感じました。
I can make it.でもYou can make it.でも、人間である自分がとにかくなんとかするからなんとかなる、というのが西の人にしっくりくるのでしょうが、私達日本人は「なんとかなる」という時、「天が助けてくれる」というニュアンスを持ってないか?と思ったのです。 自分の力だけではどうにもならない部分、というものを常に意識してるんじゃないか?と。 それに対し、西洋では人間がたいていどうにかする、という意識が強いような気がします。だから主語が超明確。でも実際の「なんとかなる」っていうのは主語が超あいまい。 この考え方の違いは大きいなぁと。 でもせっかくなので次に彼女に会った時この辺の説明も試みようと思います。 そう、私の金魚の刺青を見ていたく気に入ったらしく彼女も和彫りを入れることになりそう。