
ええ、体調も微妙なまま、池尻大橋にある
つくしのこという、日本酒好きにはたまらないお店に行ってきました。同じく日本酒大好きなライターMちゃんと。
人に連れられて、でなく自分で行ったのは今回がようやく初めて。
金曜ということもあり満席。それにしてもここはお酒の種類が豊富なのはもちろん、すべてが安い。600~800円といったところ。偉い、偉すぎる。しかも1合の半分から呑ませてもらえる。

酒といえばやはり神様。去年、京都の松尾大社に行きましたがそれは酒の神様と聞いて。
酒造りの技術は百済系豪族の秦氏が伝えたと言われています(...ね?Mちゃん)。
神道の神様はもともとその土地を治めていた豪族であることがとても多いです。
戦争とつなげて神道に対して間違ったイメージが浸透してるようですが、普通に
先祖崇拝です。だから神社はお願いするところではなく先祖に感謝をしに行くところです。
ご先祖様に恥じないように、、、という日本人の基本とも言える行動規範は、世界で一番「老舗」が多い、という国にしました。
私がお世話になっている
小西酒造さん。こちらの創業は1550年、関ケ原より前ですよ。
他にも日本の老舗中の老舗は飛鳥時代から企業だったりするし、100年以上続く会社が10万以上ですって!
こんな会社がたくさんある国は日本だけです。すごくないですか?
「自分がこうしたい」という我ではなく、「先代がこうだったから...」。
無私、
無私です。私利私欲ではないのです。
これは国自体の話にも言えて、
こちらを見ると一目瞭然、どんだけ続いてるのかと!
もちろん老舗も新しいものは取り入れています。取り入れて新しい空気を入れる事で少しずつ生まれ変わらなければ存続はできません。でもそれは自分を見失う事もなく、「オレがオレが」というように出しゃばることもなく、今までのものを引き継ぎ、次へとつなぐ、という至極単純、同時に至極むずかしいことをやってのけているのです。
そしてそれを続けて初めて自然に「個性」と呼ばれるものが出来上がるのでしょう。
ですんでニワカに何でもかんでも「個性」だ「自由」だ言うのには辟易してしまいます。
個人主義などという自分勝手主義を増やすようなことを建前にした教育などまったくこの国には必要なし!と私は思う訳ですよ。
....しまった、酒の話が飛躍しすぎ、熱くなってしまいました。

今やとても有名な「十四代」これは非常にすっきりとして、あぁ本当によく出来たお酒だと思いました。
他にもいろんな酒をしこたま呑んでメンズの話などして楽しいひとときを過ごしたのですが、どうも何かおかしい。
夜中に酔っぱらいらしき人物から電話があったけど、あらら、出られない。
朝起きてもどうも変。
ヤバそうなので明日行く
北上みちのく芸能まつりに備え、一応医者に行ったら...
「気管支炎です」
と言われた!なんだそれは?!?!
「1ヶ月カラオケ禁止」「しゃべるな」とまで!
というわけで。そういわれると、いちいち歌いたくなるもんで。
なぜか今
RED WARRIORSなどひっぱり出してきてヤサグレ気味に
『バラとワイン』とか口ずさんだりしています。
ダメと言われるとウズウズするのは子供な証拠でしょうか。
小唄の練習までしたくなりました。
でも明日、岩手の天気をどうにか晴れにしたいので、それなりに自重します。
北上のおまつりが滞り無く行われ、披露されるすべての民俗芸能の祈りが神様に届きますように!
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