ソウルが恋しい季節ですが、日本語が聴きたかったのでCKBのタイトルのアルバムをずっと聴いて作業しています。『暴動』という曲が一番好き。

最近読了した本です。実際は他にもいろいろ読んでいますが、引き続き熊谷達也氏の作品を制覇しようとしている途中です。前に紹介した高橋克彦氏が『火怨』で描いた東北のリアルパンクス、
アテルイ(阿弖流為)は熊谷氏の手によって全然違う男になっています。どっちにしてもカッコイイんだけど、熊谷氏のアテルイはさらに泥臭く、フェロモンが大量に放出されているパンクスになっています。朝廷=体制に抗い続けた男! だってもともとアテルイ達、蝦夷が生活してたところに図々しく「おまえら今から俺らに従え」とか言ってくるわけですよ、大和朝廷が。普通にむかつきます。
「平和」=戦わない、という図式がまかり通っている昨今ですが、歴史上、いろんな人がずっと戦っていたのです。なぜか?平和を守るためにです。何で戦うのか?不条理に蹂躙してくる奴らがいるからです。それは昔も今も変わりません。平和は戦わないで勝ち取れるものではないということがアテルイの話を読むとほんっっとうによくわかります。でも負けちゃうんですけどね。正しい方が何だかいつも負けてる...気がします。まぁつまり憲法9条反対なわけです、おっと脱線。
8月に北上に行って以来アテルイに夢中になってまだ4ヶ月経ちますが、不思議なもので、それからアテルイ関係者(?)というか会うべくして会った人がいたり、自分に押し寄せる東北の波はいまだ途絶えていません。なんていうかこちらにアンテナや受信機があると、それに呼応した出会いやひっかかりやらがあるのですよね。今の私には東北アンテナがだい~ぶ高く立っているようです。昨日出会った一回り以上も年下の女の子は東北某県のテレビ局に入社するとのことだし!(これで東北の旅の宿泊先を1つ確保)
さて!
2008年3月23日、春分の日、個展スタートの日です。詳細は追って告知しますが、日にち覚えておいてくださいね。オープニングパーティーと称する呑み会を都内でやりますんで。なんせ10年ぶり、というよりほぼ初めてに近い気持ちでやってますんで何から手をつけていいかわかりません。今日もさっきまで個展関連の打ち合わせをしていました。少しでも面白い個展にしようとしていますが...さてどうなるでしょう。
でも今、個展アンテナも相当高く立っていますから、これから面白いことが引っかかったり、オファーがあったり、また必要な出会いがあったりするかもしれません。(スポンサー募集中だし)
なるべく画集などで披露したことない画を展示したいと思っています。つまりこれから書下ろしたりもします。間に合うかどうか不安もありますが...。でも明日から呑み3連戦。仕事/呑み/個展準備の三つ巴生活が始まります。無事こなせるよう、天に祈りつつ、おやすみなさい。
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