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ツバキアンナ

Author:ツバキアンナ
画を描いたり、意匠を考えたりしながら、酒呑み&そのためのランだけは頑張ってる日々。

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今うちにあるお酒のラインナップです

左から
玉川 無濾過原酒 山廃 雄町 (京都)
英君 純米吟醸酒 (静岡)
八號酵母 純米酒(山口)
英君 特別純米 (静岡)
東一 吟醸酒 (佐賀)
タクシードライバー 純米原酒 (岩手)
久保田 吟醸原酒(25周年記念酒) (新潟)

手前のミニボトルは私がラベルを描いたおなじみ
天ノ稲女 小西酒造 純米吟醸酒 (兵庫)
山田錦 ANNAROCK 小西酒造 特別本醸造 (兵庫)

なかなか売ってなかったりもして現在我が家では品薄ですが
外で見つけると必ず呑んでるのは東北のお酒です。


さて、
コアマガジンのスーパー写真塾という
まぁ、あの、エロ本というか、そういう雑誌の片隅で
『ニッポンいい酒やれる酒』という下品な、しかしながら大真面目な連載をやらせていただいてます。

毎月1つ銘柄をピックアップしてそれを呑んだ時に感じる味を「擬人化」して
それを絵にしてみる、という連載です。
私はもちろん楽しんでやっています。

勝手に銘柄をピックアップするのではなく
できれば蔵元さんにきちっとお話させていただいて了承を得てから...
とやっていたのですがすぐに行き詰まりました。

やはりエロ本で紹介するというのは難しく、しかもプレイボーイとかソフトなものであればまだしも
かなりエゲつない感じ~wの雑誌ですのでね、
「そんなところにうちの酒載せて欲しくない」と思われても
「そりゃそーです」と思わざるを得ない状況でございます。
はい、かなりの数、掲載を断られております。

でも!でもでもでもその1ページは大真面目に
いわゆる利き酒師さんが言うコメントとかっぽくならないように
1人でもエロいこと考えながらでもいいから興味持ってくれれば幸い~と思いつつ続けてるんですよ。


しかしながら捨てる神あれば拾う神もあり、拾う蔵あり!
「どうぞどうぞ」と言ってくださる酒蔵さんもいらっしゃる!
あぁ本当にありがたい!!!
いずれどのお酒を紹介したか、まとめてご紹介したいです。(編集と相談して)
みなさんには本当に感謝しています。


そんな方々の気持ちに励まされ、かれこれ1年続いた連載です。
目指せ書籍化!!!!!!!!!!!!!
そして1人でも2人でも、いや、多くの人に
日本酒ウマ~い!と思っていただければ
その一助になれば
という希望を抱きつつ今日も呑み、、、否、描きますよー!
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何と申したらいいのやら、やっぱり何となく着物着たり
酒呑んだり、美味しいもの食べたり
ということに少し「イイのだろうか...」という気持ちが交じります。
かといってどうにも出来ない自分です。
大なり小なりみんなこういう思いを抱えてることだろうと想像していますが...。

このブログで着物着ました~ってやる意味は何だったっけ?とか考え直したりして。

不景気などもあるし、そもそも着物着る人は多いわけじゃないけど
やっぱりもともとどんな時も着ていた被服で
且つ、それがすごく良く出来てて面白く美しく、芸術でもあったりするので
絶やしたくないなぁという思いがあります。
というか一度絶やしたら多分元には戻れません。
だから普段もこんなに気軽に着られるんだな、と思ってちょっと興味がわいたりしていただければ幸いです。

あ、もちろん日本酒に対しても同様の気持ちでを持って書かせていただいたりしています。

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着てると必ず知らないオバちゃんから声をかけられるオバちゃんキラーな雀の紬です。
この日も「粋ねぇ」と声かけられました。モテモテです。

藍川由美さんの公演へ行く時の着物でした。
半衿も帯も着物も全部「雀」さんです。

藍川さんは日本の音楽(西洋音楽をご存知の上で)とはどういうものなのか、だったのかを
ジャンルに(ジャンルって何?となりますが)こだわらず研究されてる歌い手さん、否、声楽家さんです。

私ものんべんだらりと小唄端唄三味線を習っていますが
小唄などで師匠にいつも言われるのが「下に向けて唄いなさい」ということです
上を向いて、たとえばオペラなどのように朗々と唄い上げるのはNGなんです。
藍川さん曰く、童謡の「赤とんぼ」は西洋音楽の影響が濃いとのことですが
確かに赤とんぼって上げて唄うんです!
日本の唄、といって必ず挙げられる「赤とんぼ」も既に日本の元々ある音楽からは離れてるなんて
もうびっくりです。
変わるのが良くないとは思わないけど、元々あったものに目を向ける機会は必要だなと思いました。

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興奮が覚めやらなかったのでそのままCAMARADAで一杯。一杯じゃ済みませんでしたが。


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また別の日。
着物は6月から単衣といって八掛(裏地)の無いものに衣替えするのですが
とても温暖化の流れにこのルールはついていけてません。
そして節電の夏に着物でも乗り切れるか!今年の着こなしのテーマになりそうです。

だって、着るだけで電気食う必要があるのはイカンですよね。
特に暑がりなので上述の雀さんの紬(袷、裏地付)では汗だくになってしまったのです。

というわけで5月ですが早々に単衣に。
大島紬というサラっとした生地の着物です。泥染なのでちょっと雨に降られても大丈夫。
帯は紫根染め。これもまた大事な伝統技法。

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目白のなるたけさん。
インテリアはカフェのようですが、料理はいたって真面目でオイしいです。
大きさがわからないと思いますがドドーンとローストビーフ。
載せていいのかわからないけど裏メニューです。

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これが2皿分です。
ユッケ騒動もあり、というかもう焼肉は胃腸に堪えるアラフォーですが
このローストビーフあれば別に焼肉食べなくてもいいや、と改めて感じました。

DSCN9171.jpg
鴨。濃厚。
肉尽くし、だったわけじゃなく、刺身もおひたしもそれぞれみんな美味しかったです。

あと、こちらのバーニャカウダはアンチョビじゃなくて蟹味噌を使っている!
日本酒にぴったりです。
あのソースは持ってかえってチビチビやりたい。

この時のお酒は福島の千功成
どれもこれも本当にありがたく
美味しくいただきました。
美味しくいただける幸せも一緒に咀嚼しながら。

あっという間に1日1日過ぎて、あっという間にもう暑い!
節電節電と言いますが、電車、とくに地下鉄はこのままだとヤバイ気がします。
本気のクールビズにしても追いつかないかと...
電車通勤者の勤労意欲を削ぐことにならないよう願うばかりです。

だんだんいろいろ増えてきてしまったので
散文のように、散らす近況なり。

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子連れのようですが甥です。鉄です、鉄ちゃん、真性の。
憧れの銚子電鉄に乗りました。

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銚子ってすごい、醤油というか大豆の香りが町全体に!!!!!!
これはヤマサの工場内。

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ぬれせん(柏屋さんの!)も醤油!
これは酒のアテにもなる醤油感!

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金目の漬け丼もモロ醤油!

銚子=醤油!というイメージが色濃くきざまれてしまいました。

銚子と言えばHEADGOONIE代表オオヤギみきのご実家があったりして、超短時間にもかかわらずとても良くしていただきました。
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流木アーティストさん作業中でした。
不思議な呉服店。奥にもたくさん展示があります。

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かつてHEADGOONIEのイベントでライブペインティングやった時の絵がここに!
ギターや刀と一緒に床の間に飾ってあって感無量です。

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電車を堪能するのがメインの旅だったとはいえ、やっぱり旅はもう少しじっくり
時間に余裕もって、あれこれ寄り道できるようなスケジュールが良いですね、と改めて。
これは犬吠埼灯台。

次回はさらにディープな銚子と、あと行きたかったけど断念した猿田神社にも行ってみたいです。
短時間でもガッツリ記憶に残る旅でした。
みなさんありがとうございました!
GWでしたね、ギターウルフじゃなくてゴールデンウィーク、のことですよ。

私は恒例のタケノコ&ワラビ採りで満喫しました。
今回は家族だけでなくはたまゆ嬢も参加です。

都心に暮らしてそれはそれで楽しいのですが
田舎ものの両親に育ったこともあり、自然と接することが多かった幼少期を過ごしてたので
やっぱり年に何度かはどっぷり木々に囲まれないとストレスが貯まるようです。

伊豆の某里山にて。
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わらびー。

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たけのこー。

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掘ってるところです、たけのこを。

別にポエミーなわけではなく、
山に行くと本当に風の音が心地良い。
都心でも聞こえないことはないですが、それでもやっぱり違う。
いろいろ考えることの多かったこの2ヶ月でしたが
荒ぶることもあり、めぐみを与えてくれることもある自然は
日本では切っても切れないものなんだなと思いました。改めて。


で、こんな山菜を採り、畑で収穫して、その下ごしらえと、食事の支度、
とやってると、すごいもので「食」のことで1日が終ってしまうんです!!!!
朝起きて朝ご飯の準備、食べて、山菜とか採りに行って、その始末をして昼ご飯、
別のもの採りに行って、支度して、風呂入って夕飯、、、、
自分でやらなければすぐに済んでしまうことばかりだけど
やろうとすると1日がかりなんですよ、食べるって!!

普段はついつい忘れてしまうことなんですが
きちんと生きることの根本を教えてくれる両親には改めて感謝しています。



...ということを踏まえて、そして3月11日を境に考えることなんかも踏まえ
それでも画を描くというのはなかなか覚悟の要ることだと改めて感じています。



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