今年は年始からほんとうにいろいろありました...!
でも、怒濤の〆切ラッシュもあと一息。
ようやく少し落ちついてきました。
というわけで久々にフレンチ。
1年に1度食べたくなるフレンチ。
今回は代官山にあるLe jeu de l’assiette(ルジュードゥラシェット)。
こちらにある童謡詩人金子みすずが着ていた着物の端切れから
京都の大野さんという伝統工芸士さんが復活させた反物です。
あんまりやらないのですが大正ロマン風に....。半衿と帯はトランプ柄です。

ちなみにこちらが八掛です。裏地ですね。
見えないところに江戸小紋という細かい伝統技法である型染めに椿の花を描いていただきました。
イカした着物なんです。
今回はシェフにおまかせランチコース。
全部で9皿ですがお皿をいくつか抜粋します。

フォアグラとネギのこの春らしいタイル。軽やかです。ずっと食べていたい味。

春の野原っぽいルックスですね。
この皿が本当に美味しかった!というか
ウサギをがっつり頂いたのは今回が初めてです。
ウサギを4通りの部位と食べ方で。
ジビエではないそうですが、それでも後ですこーしちょうど良い獣臭。
肉自体がすごくジューシーだけど全然くどくない。
周りにあった空豆が異常に美味しかったのも印象的。

バルサミコのジェラート。良い!酸味って大事!

いちいち可愛らしい盛り方ですね、一見食べにくそうですが、全然そんなことないのでした。
ワインも名前をメモった紙が手元にないですが、白も赤も気に入りました。
グラスワインだけど4種類くらいから選べます。

シェフの
高橋さん。お見送りに来てくださるのです、素晴らしい。
道中私たちが見えなくなるまで見送ってくださってました。
とても爽やか。
昼間からこんなにゆっくりしてて申し訳ない気分になりつつも
年に1度のフレンチなので堪能させていただきました。
お手頃価格のランチもあるのでまた気軽に行きたいと思いました。
美味しいワインに少し酔いましたが帰宅後はまたお仕事。
でも充実した食事の後だからかサクサクとはかどりました。

帰り道に撮った桜の枝先。
確実に春は来ています。