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ツバキアンナ

Author:ツバキアンナ
画を描いたり、意匠を考えたりしながら、酒呑み&そのためのランだけは頑張ってる日々。

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江戸東京博物館で今、浮世絵展をやっています!!
1度見に行ったんですが、その時は混んでたのでとりあえず人がいない絵だけを選んで見ました。
改めてもう一回行ってみると....
もっと混んでる!!!平日なのに!

ご年配の方はみんなイヤホンガイドを聴きながら見てらっしゃるので
一定の早さで歩くのですが、私はじっくり見たいのは見たいし一定には歩けない、、、
なので後ろの方に立ってたり、あれやこれや工夫してどうにかこうにか。

状態のいい、その名の通り名品と言える浮世絵が、これみんな外国のモノかよっと何だか複雑な気分ではありましたが、彫師の繊細さ、摺師の工夫、絵師の大胆な筆遣いなど、もう楽しくて仕方ありません。

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特に春信の作品が数多く展示されていました。
浮世絵は私はどうしても北斎先生を筆頭に国芳、芳年、英泉などを中心に見てしまうのですが、改めてじっくりと見た生の春信作品は、恐ろしいほどに繊細。なんか淫靡。
評価が高い理由が今更ながらわかった気がします。

ちなみに↑この作品は昔のカレンダー。カレンダー自体は幕府の公認かなんかじゃないと出せないとか規制があったのですが、こっそりと文字を入れてその目を逃れている、有名な画。


そう多くはありませんが、私淑している北斎先生の作品もありました。

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『雪松に鶴』
図録から携帯で撮影。う~ん、実物の迫力が全然出ない。。。色ももっと鮮やかだし。
でも、この画がものすごく良い。さすが先生、って感じ。
超男らしい線、神経質なのに大胆。
これはガン見してパワーもらってきました。

北斎のすごいところは、彼に描けないものはこの世に存在しない、というところ。
人物も景色も、虫も鳥も、エロも、ギャグも、水も風も、もう何でも。
構図もここしかない!というところで確信もってキメてる。
ため息しかでません。素晴らしい。
そして、花鳥風月などを描いても、なんかパンクを感じるんですよ。
あぁ、もう、やっぱ北斎先生すごすぎ。
日本の宝。

やっぱね、
迷いのない線
これに尽きます。永遠に捉えられないかもしれない課題です。

浮世絵を見ると、やっぱり日本のマンガ文化はここから始まった、と分かります。
写実以上に精神的な写実をしてると思うのです。
実際にはこんな筋肉の線ありえねぇ、って線も、より伝える絵としては必要だったりします。

それにしても先人の技術はパねぇ~ともう、ため息ばっか出ました。
素晴らしき哉、浮世絵。最高。


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『manmancer』
ホノルルチェーンソーというバンドをやってるのですが、Vo.&G.のえのともえさんの旦那さんでもあるGREAT3のドラマー白根賢一氏の初ソロアルバムです。

これがやたら心地イイ。さすが!かっこよすぎ。
作業もはかどり、ここのところコレばっかり聴いてる毎日。
amazonはこちら
オススメです。

賢ちゃんには感謝してることが1つあって!
ちょっと前までのこのブログにはよくイタリア人Mというのが登場してたのですが
賢ちゃんがライブの後にゴールデン街に連れてってくれたっていうのが、彼と偶然出逢うきっかけだったんです。
Mは今はローマでとっても偉い人としてお仕事してますが(日本にいなくてむちゃくちゃ寂しい)
彼を通じてさらにいろんな友達も出来たし、
それもこれも賢ちゃんのおかげ。

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というわけで勝手に写真載せちゃいます。かっこいー。
公式仕事モードのMとそのサヨナラパーティーにて。
出逢うきっかけをくれた賢ちゃんが出席してくれてMも大喜びでした。


さて、我らホノチェンことホノルルチェーンソーはいつかはCDを出すことができるのか?!
乞うご期待。

11月23日、勤労感謝の日でございます。

勤労をたっとび、生産の豊かなことを祝い、国民が互いに感謝し合う日、
と定められております。
でもこれ、定められたのはつい最近、1948年。
しかも字面だけ見ると、働くという行為そのものを祝うみたいで、事実私もそんな感じで認識していましたが、ちょっと違うんです。

そもそも今日11月23日は新嘗祭という大事な行事を行う日、新嘗祭の記述は、日本書紀にもすでにあるくらい古いんだそうです。
新嘗祭、とは天皇陛下がその年に収穫された新穀や新酒を天地の神に供え、農作物の恵みに感謝し、自らも祭祀し、共に食す......という儀式です。つまりこの年の収穫に感謝する日、なのです。

だから「勤労感謝の日」って名称は由来をきちんと説明しないと何だかポイントずれ気味ですね。

祝日は、その由来を調べるとちゃんと意味があります。
今、「第○何曜日」といった制定を少しずつしちゃってますが(e.g.成人の日、体育の日)ああいうの嫌い。3連休にする意味がわからない。
それよりなんで祝祭日なのか、とかきちんと祝おうぜ、と思います。

とはいえ、今日に限らず、新米食べるときに、ウマい酒を呑む時、ウマい魚に出会えたとき、いちいち「日本に生まれて良かった~」と思う私でざいます。

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というわけで、感謝しながらお米の写真をお届けします。
お米といっても酒米。2年前の秋、吉川(よかわ)の山田錦の田でございます。

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お米さん、ありがとう。
よくも米だけであの味の幅が出せるなぁと、呑めば呑むほど、知れば知るほど思います。

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田んぼ=自然、ではないのです。やはり人の手あっての米。

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こうやって感動しながら、ラベルの絵を考えていたわけでございます。

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五穀豊穣の基本。
日本文化を貫く「ムスビ」(ムスヒ、産霊)というキーワードがあります。
万物はムスビによって造られるのです。
このイナゴさんたちもムスビ中ですね。
たくさんのムスビが毎年毎年の実りを生んでいます。。。。。。
だからオニギリ、じゃなくて、オムスビって言おうと思います。



日本酒を知ったおかげで、何だかいろいろ見えてきたよなぁと思うのです。
八百万の神のみならず小西酒造さんにも本当に感謝しています。

だいーぶ寒くなってまいりました。
先日神保町でエロオヤジがやってる、でもとても美味しい寿司屋でごちそうになり、
当然日本酒しこたま呑んでそのまま六本木のスナックで百恵を熱唱し、デジカメを忘れて来てしまい、凹んでおります。
ブログってデジカメないと書く気半減なんですね...。

でもでも気を取り直して携帯を手に、今回は西荻窪のというお店での大吟醸7種利き酒会と称して呑み放題~な会があるということで
Sという無類の日本酒好きに引率されて久々の中央線で行ってまいりましたー。

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全然関係ないですが、店の向かいに風情のある銭湯が、、、。次来る時はここでひとっ風呂浴びてから、ってのがいいかも!と計画。

雅の前にはプランターが置いてありましたが、いわゆるお花や葉っぱものではなく
稲が植えてありましたよ。あぁなんかもうワクワク。

日本酒好きが集って満席の店内。あぁ、この雰囲気好き。

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この日は食事のメニューは決まっています。こんな感じ。
これにお造りやら〆のうどんなども付きます。

あぁ、一発目についだ天吹というお酒のジャケを撮り忘れてる!
佐賀のお酒、生もと(モト、の漢字が変換できず!)で濃厚、一発目には難しいので後で呑むことにして他を注ぐ。

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腰古井 大吟醸 from 千葉
華やかだけど後味すっきり。最初に呑むにはぴったりのスルスル入るお酒。

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白藤白菊 大吟醸 from 石川
能登がどうのこうのってどっかに書いてあったかと思ったけど
え~、、、とどれがどの味だったか....あぁ、また何の役にも立たないレビューに。
ウマいことは確か!

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ジャケがナイスな (ザク!)大吟醸 from 三重

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とても愛らしいですけど味はしっかりしています。う~ん、どの味だったっけ、、、。
写真だけじゃなくてメモ取んないとダメっすね!
とりあえずもう何呑んだかだけの日記に、、、。

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これは覚えてる!
来福 大吟醸 from 茨城
愛山というお米を使ってるのですが、これは何かとっても美味しかった。いや、どれも美味しいんですけど、これは何か個人的にヒット☆

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南部美人 斗瓶囲い雫酒 from 岩手
南部美人は東北に行ったら必ず呑んでる、馴染みのあるお酒。
外さないというかなんというか普通でも美味しいお酒なんですがこのクラスのは初めて。
こちらの蔵元さんがおいでになってました。
そうそう、週刊SPA!の中吊り広告をたまたま見たんですが、日本酒についてインタビュー受けた方です。読まなきゃ。

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風の森 純米大吟醸 from 奈良
奈良は大神神社行ったばっかなので呑めて嬉しい。
これだったかな、グラスについでしばらく置いておくと明らかに味が変わった。
どれもそうなんだけど、温度による味の変化がわかったのって燗以外では今日が初めて!
舌が少しずつ日本酒に慣れてきた感じです。

仕込み水を頑張って呑んだおかげで今日は記憶ばっちり~。
で、解散後、何となくいつも行く代官山のにフラリと行ってしまった。
でもって恵比寿に住む友人のデザイナーMYを呼んでしまい、
軽く一杯やって(あん肝で)
お店に来てた知り合いのお客さんとみんなでカラオケに、、、。
またやってしまった朝帰り。〆切あんのに!!
誘惑に弱い自分が哀しい。
年末が今から不安だ。。。



記憶のある時と無い時、酒量が同じなのに差が出るのはナゼ???
どなたか理由をご存知だったら教えてください。
気合い?体調??
う~ん。。。。





徒歩10分、池尻大橋にある「つくしのこ」
これからの季節は鴨鍋があるので、高校時代からの友人K男とその嫁Tと行ってきましたー。

いやぁこの店はいつ行っても日本酒ファンで満席。
それがなぜか異常に嬉しいんですよ。
全員としゃべったりしなくても、なんだか気持ちがわかるというか何というか。
Tは日本酒好きだけど、K男の方はもともとはTの影響で呑むようになった、、、という感じ。
でも美味しそうに呑んでるとこみると、すっかり日本酒好きになったのかと。嬉しい。

前はエビスビール置いてたんですが、今はありません。
最初は獺祭のにごり発泡酒でスタート。

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次、白岳山 from 福井。
いいねいいね、ウマい(←これしか言えない)

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村祐 from新潟。甘いの言うてお願いしたらほんまに甘いのが来た。

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仕込み水。色んなパターンがありますが、今回は大信州って書いてありますね。

鴨の前にもいろいろおふくろの味~な食事が出てきますが、
アタクシ、この日、やっったら酔いが回るのが早くて、鴨食べ始めて「ウマい!」とか言ったあたりから記憶無いんです、、、。
どうなの、自分!?
もったいない!もったいなすぎ!

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この写真とか「?????」です。記憶のかけらもございません。
私が呑んだの?万齢って書いてあります?ボケボケ。

ごめんね、K男&T。また呑みに行きましょう。もうちょっとじっくりとやります、ごめんなさい。
せっかくウマい酒飲んだのに台無し!
次は絶対記憶無くしませんから。



どうやら携帯の履歴を見るとこの後私は男に電話をしています。
つながらなかったので帰ろうとしたら、折しも2年ほど会ってないちょっとスピリチュアル系の知人から「呑んでるんだけど来ない?」とのメールが。
徒歩2分のところだったのでとりあえず行きました。
出雲やらの話をしたら「神魂神社に行きなよ」と言われたんです。
まさに「行ったっすよ!」と。
なんつうタイミングかとびっくりしました。
またもやアドバイスもらったんだけど、、、いかんせん記憶が9割抜けてます。

3時過ぎまで呑んで朝起きたらちゃんと(?)男の家にいました。
どうやって??
うーん、この年で酒でのこの記憶喪失ぶりはやばくないか?
気をつけなきゃ。。。。
 




(日記の日付は気分次第なので前後しております)

京都の夜。
何はなくとも、とりあえず必ずよらむへ!
手描き染めの得意な染元さんと、型染めの得意な染元さんとともに。

(たった数日しか経ってないのに記憶が、、、酔ったからではなく単に記憶力の低下...
なので情報に誤りがあったらごめんなさい)

銘柄やらを見て「コレ」と指差すよりも
「こんな感じ~」とか言ってよらむさんに選んでもらうのがやっぱこのお店だと良いと思うので
まずは「今まで紹興酒を呑んできたのでさっぱりと、でもフルーティで」とお願いしました。

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秋鹿 from 大阪。
なにこれ、おいしいいいいいいいい。
もう、よらむさん、的確なチョイス。
秋鹿ってバンビカップを以前呑んで、そんなに私の好みではなかったのですが、これはもうウマい!

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次はもう一段濃い感じで~とお願いしました。
梅乃宿 from奈良。
あぁ、ここで奈良とつながってますね。ウマ!

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あらら、濃いめでってお願いして出て来たのはこっちだったかしら????
あぁ、情けない、覚えてない。...まぁイイや、全部ウマかった!とりあえず!
不老泉、from 滋賀。

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〆。見てください、このジャケ。
意見が飛び交いました、いろんな意味で。
でもとっっっっっってもウマいーーーーーーー!
東洋美人 西都の雫 from 山口。
東洋美人はいろんなところで呑んでいますが、このジャケは初めて。
ウマい、ウマすぎる。見事なバランス。
至福の時を過ごしました。

この時のアテはチーズ盛り合わせ。カマンベール(だったかな?)とミモレット(多分)
あとよらむでいつも食べる花びらチーズ(何度聞いても名前が覚えられない)。
ウマい~~。

...てか「ウマい」以外に表現法ないのかよ、ってくらい乏しい味のボキャ。
ごめんなさい。


このお店、まだ日本酒に呑み慣れていない時から行き始めたのですが、
ここのところずっと呑んでるし、
実はもしかして味が分かってきた今はなんだかお店行くのこわい、、、と思いながら行ったのです。
つまり、たいしたことなかったらどうしよう、とか思ったわけですよ。
どんだけ偉そうなんでしょう!!!
ところがまったくの杞憂。もう、日本酒を呑めば呑むほど、よらむさんの選択にため息。
お見事ーーー☆
不遜な自分を猛省!
やっぱり京都に行ったら必ずココ。
オススメです。
ちなみに焼酎とかは置いてません。
そしてとてもリーズナブルです。


釣りロマン第二弾。
前夜呑みすぎてボーっとしつつ。

横須賀の長浦という港へ。
先客もたくさん。

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この釣りやすそうなところでは、ドラマか何かの撮影をしていて、釣り客も追い出されていました。何の権利が、、、と思いつつもイカついビンテージカーとかあって面白そうでした。

ここではカワハギ、メバル、サバなど釣ってた人がいました。サバいいなぁ、、、。
でも我々が釣ってた場所には船が到着してしまったりなどあったので移動。

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猿島が遠くに見える海辺のつり公園。

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ルアーを夜景と一緒に撮ろうとして失敗。

第一弾の時には完全に放置プレイだった師匠が、今回はなぜか結構優しく教えてくれた(涙)
投げ方もちょっとマシになってきたし。
その甲斐あって!

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きゃーきゃーきゃー!!
タチウオです!!!!
釣れた!うそみたい!
ルアー釣り第二弾にしてようやくの釣果。
う、うれしい、、、(涙)
知らないおっさんにもたいしたもんだと褒められて有頂天。

生きてるタチウオを見たのはこれが初めて。
背びれが透明で、なびく様子は小さいオーロラのように美しいんです。
でもとても暴れん坊なので写真は全然うまく撮れません。

このすぐ後に師匠ももっと大きいのを釣り上げましたが、それでもまた型が小せぇなぁと言っておりました。

でもこの後は一度当たりがあっただけで、ウンともスンとも言わなくなり、周りを見ても釣り上げた人はいない様子。
4~5時間経ったし帰ることに。

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顔のアップ。

この後師匠がさばいてくれましたー。
日本酒ー。

うーん、釣り楽しいなぁ。
竿とか買い出したらまたお金かかるんだろうなぁ...。
父親も釣りやるんだけど、母にいつも「また竿買ったの!?同じようなのいっぱいあるのに」とか言われてたなぁ、、、今になってわかる父親の気持ち。
着物と酒でもう手一杯なのに。
うーん、どーしよ。

今年はじめに訪れた大甕神社というのおは行くように勧めてくれた人がいたのですが、その人が大神(おおみわ)神社も、と言ってたのです。奈良は近くはないのでなかなか行けずにおりましたが、行きたくて仕方なかった神社なので京都行きにかこつけ無理矢理行ってみた!

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ユル鉄に嬉しいローカル線の旅。JR桜井線。他、近鉄線とかこまごまと乗りついでます。

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やはり白い。神社や神社の空気って白い。そしてそれが気持ちがイイ。

大神神社というのは山そのものがご神体であり、ミワという名前は蛇(巳、輪)がとぐろを巻いている形では、という説などあり、蛇好きにはたまらない神社です。
まさに日本最古の神社、古代信仰の名残。最高。

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手水舎。龍のはよく見るけど蛇は初めて。う~ん、良い。

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見て、この快晴ぶり。

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一筋の光が差しています。

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市杵嶋姫を祀っている摂社。宗像三女神という3柱の女神のうちの一人で弁天様と呼ばれたりしますね。芸能の神様ではありますが、航海の神さまでもあります。
卵はそこら中にこのようにお供えしてありました。蛇なので。

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とても広い敷地で、あれやこれや歩きまわりましたが最後にこちら、狭井神社
横からご神体である三輪山に登れると聞いてやってまいりました。

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ここが入り口。でもここから先は写真NGなんですよ。
ちなみに、ミニスカートにサルトルのジョッキーブーツでここを登ったのは私くらいじゃなかろうかと思います。ほかの参拝客はみんな杖もってスニーカーで両手手ぶらのようでした。
しかしながらさすがサルトル、全然足は痛くなりませんでした。

山の途中、森を奥へと歩きます。途中沢があってここにもきれいな水がちょろちょろと流れていたのですが、気持ちよすぎです。何度も深呼吸!
水垢離が出来る滝も途中であり、水という水はとりあえず触っておきました。
標高467m。汗が吹き出たけど、何人か抜かす勢いで登る。だんだん無心に。
途中の空気は相変わらず白い。

上の方になるにつれ日当りがよくなり、神様~な感じ(イメージ)は薄れますが、晴れ晴れとした気分になります。
上には岩がたくさんあって、しめ縄がかけてあり、立ち入り禁止になっていましたが、無事到着できた感謝の意をお伝えしました。


ここは杉の木だらけですが、申し込んでおくとこの杉でもって杉玉を作ってもらえるそうです。そう、ここは酒の神でもあり、私が行った翌日は酒まつりだったのです!!!
振る舞い酒などもあるそうで、あぁ、ちょっと(かなり)残念。

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その準備なのか、樽がたくさん、、、あぁ、、、。白雪発見したのでパシャリ。

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大鳥居が町の中でひときわめだってます。うー、かっこいい。

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やっぱり最後は三輪そうめん!
にゅうめん、って初めてお店で食べましたが、非常にやさしい味。うまかった!
山登りの後でヘトヘトだったんでビールも。


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先日出雲大社で引いたおみくじ(内容は当たり過ぎているくらい当たっててこわい)と今回の大神神社のくじの番号がどちらも23番。何の偶然か同じでした。

そして、大神神社のおみくじの内容はこれまたびっくり☆
出雲でお会いした能力者の方にいただいたアドバイスとまったく同じことが書いてあったんですよ!
神様からのアドバイスとしか思えません。
本当に、ありがとうございます。


ちなみに大神神社にいらっしゃるのはオオモノヌシノミコト。オオクニヌシとイコールと言われてます。スクナヒコナと共にこの国を造られました。
オオモノヌシももちろん好きなのですが
今はやっぱり「田母神」さまでしょう!
断固支持。
論文の内容を検証せずに一方的に叩くだけのマスコミに違和感を覚えています。毎度だが。
田母神さま叩く暇があったら、きちんと国籍法改正案がいかに日本にとってよくないものなのかとか、そういうのもきちんと報道してくださいよ。

ていうか報道されてないので、ご存知無い方、「国籍法 改正案」でグーグル先生に聞いてみてください。
給付金のバラまきがどうのこうのよりこっちが大問題!

着物の染元さんとのやりとりも、今は共通言語がたくさん出来上がったしだんだん要領もつかめたので、電話やPCだけでどうにかなるようになりましたが、
それでもやっぱり時々顔を合わせて話すことが大事!と思うので行ってまいりました、京都へ。

折しも京都は紅葉シーズンピーク直前。市内や名所はとても人が多いそうです。
そんな場所には目もくれず早起きしてミーティング前に行ったのはこちら出雲大神宮
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先日出雲大社に行ったので出雲つながりで選んでみました。

実はこの前日の夜、例によってすなっく椿を開店して呑んでいた上に、朝7時過ぎに出発、ということであんまり寝ておりませんが、がんばって遠出した甲斐あって超快晴。雲1つ無し!

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「皇祖より壱万年前以前」と書いてありますね。出雲族の誇りでしょうか。

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ご神体の御蔭山。山がご神体の古い形式の神社です。
帰り際に撮ったので雲が出てました。

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山を歩くとこんな感じ!超気持ちいいです。
何か白いんですよね。白い森、大好きです。蒸気なんでしょうか?
登りたい気持ちを抑え、、、というのもこの翌日にマジで登ろうと思っている山があったので。
時間があればもっともっと奥に行きたかった。また今度!
途中に、なんかここで神様たむろしてない???みたいな場所があったんですけど、気のせいでしょうか。気のせいでもいいですが。

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足を踏み入れてはいけないところがたくさんありました。

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ここにちょろちょろと流れている水がとてもキレイ。真名井の水、御神水だそうです。

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手を洗って顔にぷちぷちつけました。

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磐座です。全体像を撮るのは気がひけたので一部だけ、、、
御礼を心の中で唱えつつ触らせていただきました。

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せっかくですんで紅葉も。

こちらも出雲大社と同じように、後方にスサノオが鎮座。
写真には撮りませんでしたが森の中にありズーンと響く感じです。チャラチャラしちゃいけない感じ。

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これ、、、マ○コですよね?...って下品な物言いですみません。
ちょっと手前に、なんとなく亀頭??みたいな岩にも縄がかけてあったのでもしかして、、、と思ったのですが。豊穣を願っていますね。
全然違ってたらすみません。

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出雲といえばソバ。縄文=ソバ文化、弥生=うどん文化、と勝手に決めつけてるんですけどどうでしょう。

ゆっくりしてたらバスも何にもないことに気付いた!
京都の亀岡駅からタクシーで1980円分、、、歩くと仕事が出来ん!タクシー来ないし!
...と途方に暮れていたのですが、恥を忍んで真名井の水を汲みに来てらしてたご夫婦に「あの、、、」と頼んで、駅まで車に乗せていただきました。あぁ、本当に素敵なご夫婦でした。
ありがとうございます!!

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これは帰宅後の写真ですが、神社の前で地元のおばちゃん達が100円で野菜を売ってたのです。
「伏見唐辛子」って言うんですって。
醤油とみりんとごま油で炒めてみましたよ。ウマ!!!!
超やさしい味がしました。ホンマです。
燗酒とともに...。
最近熱燗がイケるようになってきました。

次回はお仕事→奈良の大神神社編です!

花形歌舞伎@新橋演舞場を観に行きました。
演目は『伽羅先代萩』と『龍虎』。どっちも初めて。

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いつもお世話になっている呉服屋さん経由で年に何回か席が取れる舞台があるのです。お安く良席で観劇できます。(もちろんそれ以前にそれ以上貢いでるのですが)

休憩時間合わせて全部で4時間。結構な長丁場ですから睡魔との戦い~な魔の時間も必ず1回は訪れるのですが、、、
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こういう顔、なんていうのか知りません、私は勝手に「カブキフェイス」と呼んでるのですが、この寄り目というかなんというか。
これが非常ーーーーーにウマいのが海老蔵さんだと個人的に思っています。
今回は花道から1mとないところのお席だったもんで、しかも目の前で見得を切ったものですからスッッゴい迫力。パねえというかヤバイというか。
ヒール役だったんですが、ホント怖いんですww。
おかげで目が覚めました。
でもって見事な色気。

後ろの方でオバチャマ方たちが「こわーーーい」「あらぁーー」とかビビってて笑いました。
でも海老蔵さんが舞台へと去って行った直後に「ステキーー♥」「かっこいいいい」と。
本当にかっこよかったです。悪役似合い過ぎ、ハマり過ぎ。

あと『龍虎』という最後の舞。愛ノ助さんが龍、獅堂さんが虎。
普段歌舞伎鑑賞でついつい舞のところでこれまた睡魔に襲われたりすることが多いのですが、これは面白く最後まできっちり見ました。わかりやすいからでしょうか。
龍と虎の戦い。墨絵で荒波が画かれた舞台もかっこよくて、引き込まれていってしまいました。


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さて、今日の着物は久米島紬。沖縄の久米島の伝統工芸品です。お気に入りの1枚。
着物の織物って糸を染める人と織り子さんが別、など、分業が多いのですが、久米島紬は図案作りから仕上げまで1人で作業が行われます。
仕上げは「きぬた打ち」といって何百回と布地を叩くそうです。これで生地がしなやかになるのですが、しっかり織られてないとヘコたれてしまうそうで。
だからでしょうか、もー本当に着心地最高。

この反物に出会うまでは私は衣服における茶色の存在意義をまったく理解出来ない~って思ってました。でも、この草木染めによる深い茶色と出会って180度考え方が変わったのです。
これを誂えた後からは茶色いブーツなども買えるようになりました。
茶色って実に幅が広い。

型染めのちりめんの帯を角だしで。衿元にちらりと赤く見えるのは紅葉の刺繍。帯〆と帯揚げも赤、簪も友達が作ってくれた赤い華のもので、紅葉の季節を表してみましたよ。

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足袋にも紅葉の刺繍。


だいーぶ寒くなりましたね。紅葉もきっと進んだことでしょう。
来週はチラっと京都へ行きます。





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追記:
カブキフェイスと私が勝手に呼んでるのは「にらみ」というのですね。
しかも海老蔵さんがウマいというより、成田屋さんしかやらないのですね、、、。
勉強不足、大変失礼しました。
それにしても、一度は生で見てみることをオススメいたします。ヤバイ!
...なんて言い方をしては罰が当たるでしょうか。

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ということで行ってきましたよ、出雲大社
神様がわらわらと集まってるのでしょうか、残念ながらそういうの感じる能力がないのですが。

なんというかというのはどこでどうつながるか、わからないものですね、改めて。
見知らぬ方に「これも何かの縁だから」と話しかけられ、いろいろなアドバイスをいただいたのです。鳥肌立ちました。
もちろん私は自分で誕生日を言ったりとか悩みを言った訳ではないんですよ!
あぁ、神様ありがとう...。
改めて手を合わせて感謝しました。
スッキリ。

自分は晴れ女だと信じてきたし、天気予報も晴れで余裕~と思ったら、全然曇り!
さすが雲出づると書いて出雲
境内出た瞬間に陽が射しました。
この場ではむしろこれが歓迎の印...?
もう何でも都合良く解釈。

たくさんたくさん書きたいことはあるのですが、
とにかく出雲という地域はすごい!です

なので今回はとんぼ返りでしたが、
もっと時間のある時にきっちりじっくり、周辺全部さらって歩き回りたい。

ここのところずっと東北など東に行ってましたが、また西へ西への引きがあるようです。
霊感などまっっっっったく無い私ですが
いつかスサノオに会える日が来るのでしょうか、それともすでに会ったのでしょうか、、、。
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