
機織りしています。真剣に。超楽しい。いつかはこっちに行きたいなぁとか思いながら体験しました、佐賀錦。かなり複雑でしたが勉強になりました。

で、佐賀錦をはじめ、帯は博多でも多く織られています。といっても帯の大半は京都、特に西陣で織られています。ですから「帯と言えば西陣」と普通に言われているんですが、この機織り体験の時に、博多の佐賀錦織元さんは「もともと西陣に織物を持って行ったのは博多」と言っておられました。技術に関しても内閣総理大臣賞を取った帯を指しながら
「これを西陣の人に織れと言っても織れない」と誇りを持っておっしゃっておりました。ですが今では博多といえば献上帯ばかりが思い浮かばれております。献上帯は、藤純子さんが演じていた
「緋牡丹博徒」などでいつもお竜が締めているのが博多帯です。これは普段着用で、礼装には使えないし、カジュアルな軽いイメージがあります。博多の織元さんはこれが納得いかないようでした。
ここでやっぱり改めてすごいなと思ったのは京都です。宣伝がうまかったのでしょうね。もともと博多のものだったのに自家薬籠中のモノにし、すっかり「帯は西陣」を定着させました。もちろん宣伝だけでなく、技術も向上させ、努力もすごかったのでしょう。
かといって博多が努力不足だったとかそういうことでもありません。元々日本人は己を大きく言うことをカッコイイとしない性質があると思うのです。奥ゆかしいというかなんと言うか。アメリカに住んでた時、アメリカ人はそういう性質が全然ないことにびっくりしましたが、アメリカ文化がたっくさん流入している今、言わないと損をすることが本当に多いのではないかと思います。そう、言ったもん勝ち、やったもん勝ち文化が蔓延ってるなぁとふと思いました。(京都がそうだと言ってないですよ、決して)
先日、沖縄で集団自決に関する教科書の記述で「軍の関与があった」ということを削除したことに抗議するために
11万人も集まって集会が開かれた、というニュースがありました。でもこれがおかしいと「実際は2万人程度だ」と主張した団体に対し、ある番組のキャスターが「数の問題ではない」と言い放った。え~~、そんなに水増ししても問題ではないの??そして今はこの11万人が一人歩きしているように見える。あらら、言ったもん勝ち?
そういえばいわゆる南京大虐殺も然り。中国のわけわからない博物館(?)には「30万人の犠牲者が...」とか書いてある。そもそも、その頃南京に25万人くらいしかいなかったのに、どうやったらこの数字が出てくるのでしょう。私は虐殺などなかったという説を信じていますが、また言ったもん勝ちされてます。
いわゆる従軍慰安婦問題も然り。そもそもこれって吉田清治というアホな男が言いだしたウソがことの始まりだったのに、なぜかこれが重要な証拠の1つということになっている。これも言ったもん.....。
私が腑に落ちないのは、どうして日本人が日本人を貶めるような嘘を平気でつくのか、もしくはその嘘に加担するのかということだ。そしてその嘘が堂々とまかり通ることが多い。往々にしてマスコミが加担している。絶対信用できねぇええええ、と毎日思います。
日本兵の過去の悪行の数々を近隣諸国にあーだこーだと未だに言われてますが、本当にそういうことをしたのか?と言われたまんまではなく検証すべきです。それで本当に悪かったことは認め、そうでないことは「そんな事実はない」と突っぱねることを丁寧にやっていくべきです。言ったもん勝ちを許してると日本人は負けちゃいますからね。
さて!だいぶ涼しくなりました。ずっとダウンジャケットが欲しい欲しいと思っていたのですが、ここ2年間ずっとMONCLERを逃していました。カットソーにボトムに、ブーツに....とか順番に買ってるうちに本当に寒い時にはすでに全然予算が足りなくなっているからです。でも今年は学習効果があり、順番を逆にしてみました。先にMONCLERおさえて、あとは何も買わないでおこうと思います...まぁ買ったもん勝ち(無理矢理)。