
本日のランチは恵比寿のロビンズクラブにてフレンチでした。フレンチ大好きです。こちらはマトウダイを軽く焼いたものにバターと白ワインのソースがかかったもの。フレンチは全然おいしくない、普通、なかなか、超感動!の4段階に分けて脳内に記憶していますが、、、今日のはさて、どうだったでしょう。

今日の出で立ち。浴衣はいつも着ていますがきちんと襦袢をつけて着物を着たのはとっても久しぶり。暑かった!浴衣って楽だなと改めて思いました。
「着物で写真取る時の立ち方」なるものを教わってやってみましたがだいぶ恥ずかしいです。着物は黒黄八で、帯はしな布です。黒黄八とは八丈島の黄八丈という織物の黒いもの、の夏バージョン。夏の黄八丈は糸だけ八丈島で染めて、織られてるのは新潟で、だそうです。はい、着物を着てると何かと新潟とつながるのです。。。改めて被災地の方々に心よりお見舞い申し上げます。
しな布って、シナノキ(科の木)の樹皮の繊維から出来ています。木で出来てるというと変ですが、そうなのです。昔から日本人は自然の中のいろんなものを身にまとっていたのですね。色も素材も。
着物、というと堅苦しく思われがちですが、私はもともと以前は普通に派手な格好をしてました。おかげで高校時代は1つ上の女の先輩たちから超聞こえるように「何あれ、あいつのカッコー」とかよく言われてました、今でもはっきり覚えてます。気にしなかったわけではないですが、「けっ、いいじゃねえか、何着たって」と思ってました。大学時代もチンドン屋とか言われてたし、へそ出してると「夏の風物詩」とか言われてました。一瞬だけボディコンなる、体の線くっきりな服を着てた時期もあります。中学時代は髪を立てたりしてたし。高校時代にはいち早く髪を染めたりしてました。当時流行ったカリアゲとかもやってました。まったく男子にモテない方向ですよ。いわゆるモテ髪とか大嫌いだったんで。今は洋服はかなり地味になりましたが、その分着物を着ています。でもこれがとっても目立つ。地味なコーディネートなのに、派手な洋服着てる子より目立つ。
でも多分目立つことに慣れてるのかな、と最近思うんです。平松昭子さんともそんなような話をしたことがあります。彼女も平気で派手な格好してたようですし。なんていうか、意外と着物着るって勇気がいる、と言う人が多いと聞いた時に「あぁ...」と思ったんです。着物だから難しい、ではなく、派手な/目立つ格好が出来るかどうか、ってことも大きいのかなぁと。
ファッションにはいろんなテーマやコンセプトが人それぞれにあるでしょう。「とにかく革ジャン」だったり「全く気にしない」や「とにかく男ウケする服」とか「とにかく雑誌で流行ってるっていってたやつ」とか「体が楽なもの」とか「好きなブランドのものだけ」とか。
自分が着物を着るのって、なんでしょう、やっぱり目立ちたいんでしょうかね。う~ん、違うなぁ...。よくわからないけど、とにかく楽しい!んですよね。着ることも、着て歩くこともウキウキです。着物はマジで高いけど一生着られるし、流行とか洋服みたいにはないから、単純にセンスを競えるので燃えるし。日本の文化の奥深さをそのまま身にまとえるのは幸せだし。着物着てるのはロック好きだっていうのに何か違う気がする、とか言われたこともありますが、無難な服を着るよりむしろ強い意志で着てると思うのでロックと通じる何かがあると思っています。えぇ。あらら、長い文章になってしまいました、失礼。

私の携帯。自衛隊キューピーに、靖国の菊の御紋ストラップにINFOBARに待ち受け『夏来たり』。
明日は選挙だ!年金問題、なんてものに惑わされず、国全体を見回して貴重な一票を投じます。